海外在住者必見!駐在者でも持てるマイナンバーカードの申請完全ガイド2024

目次

はじめに

海外で生活していても、マイナンバーカードが必要になる場面は意外と多いものです。日本への一時帰国時や、オンラインでの各種行政手続きなど、マイナンバーカードがあれば便利なシーンが増えています。このガイドでは、海外在住者の皆さまに向けて、マイナンバーカードの申請方法を詳しく解説します。国境を越えても、日本とのつながりを維持するための強い味方、それがマイナンバーカードなのです。

マイナンバーカードとは?

マイナンバーカードは、日本国民一人ひとりに割り当てられた12桁の個人番号(マイナンバー)が記載された顔写真付きのICカードです。このカードは、公的な身分証明書としても使えます。

海外在住者がマイナンバーカードを持つメリットは以下の通り

  • 帰国時の身分証明書として使用可能
  • オンラインでの行政手続きが簡単に
  • 将来的な日本でのサービス利用時にスムーズな対応が可能

申請資格の確認

マイナンバーカードの海外からの申請は、以下の条件を満たす方が対象となります:

  • 2015年10月5日以降に国外転出した方
  • 現在マイナンバーカードを持っていない方

該当する方は、ぜひ申請を検討してみてください。

申請の準備

申請を始める前に、以下の準備が必要です:

必要書類のチェックリスト:

□ 有効な旅券(パスポート)
□ 申請用の顔写真
□ 本人確認書類(運転免許証、年金手帳など)

顔写真は公式サイトのチェックポイントを必ず確認してください。規格外の写真では申請が受理されない可能性があります。

申請書類のダウンロード

申請に必要な書類は、【国外】交付申請書ダウンロードページから入手できます。ダウンロードが必要な書類は以下の2点です:

  1. 個人番号カード交付申請書
  2. 個人番号カード・電子証明書 暗証番号設定依頼書

これらの書類は慎重に記入し、間違いがないか複数回確認してください。

申請方法の選択

申請方法は以下の3つから選べます:

  1. 本籍地市区町村への申請
  2. 一時帰国先の市区町村への申請 c. 居住国の在外公館への申請
  3. 居住国の在外公館への申請

注目ポイント:申請場所と受取場所は別々に指定できます。例えば、在外公館で申請し、帰国時に本籍地で受け取るといった柔軟な対応が可能です。

申請書の提出方法

申請書の提出は、来庁または郵送で行えます:

  • 来庁での提出:直接窓口に行って提出する方法です。
  • 郵送での提出:郵送先一覧を確認し、適切な宛先に送付してください。

郵送の場合は、書類の紛失を防ぐため、追跡可能な方法で送ることをおすすめします。

申請書の提出方法

申請書を提出したら、次のステップに進みます:

  1. 審査期間:通常約2ヶ月かかります。国によっては郵便事情により、さらに時間がかかる場合があり
  2. 交付通知メールの受信:カードの準備が整うと、申請時に登録したメールアドレスに通知が届きます
  3. マイナンバーカードの受け取り

交付通知を受け取ったら、いよいよカードの受け取りです:

必要な本人確認書類

  1. 有効な旅券(パスポート)
  2. その他の本人確認書類1点(運転免許証、年金手帳など

受取場所での手続き

  1. 指定の受取場所に本人確認書類を持参
  2. 本人確認を受ける
  3. 暗証番号を設定
  4. カードを受け取る

    注意:代理人による受け取りはできません。必ず申請者本人が受け取りに行く必要があります。

    申請内容の変更手続き

    申請後に変更が生じた場合は、以下の手続きが必要です:

    • カード記載事項の変更(氏名変更など):本籍地市区町村に直接または郵送で申し出る
    • 本籍地変更時:再度マイナンバーカードの交付申請が必要
    • 受取場所の変更:個人番号カード受取場所変更申出書を提出
    • メールアドレスの変更:個人番号カード 電子証明書 登録メールアドレス変更届を提出

    各種変更手続きの書類は【国外】交付申請書ダウンロードページで入手できます。

    申請取り消しの方法

    申請を取り消したい場合は、以下の手順で行います:

    1. 個人番号カード交付・再交付申請 取消申出書を入手
    2. 記入した取消申出書を、申請した在外公館・市区町村、または受取希望場所として記載した在外公館・市区町村に提出
    3. 電話やメールでの取り消しが可能な場合もあるので、該当機関に確認してください
    4. よくある質問(FAQ)

    Q1: 申請から受け取りまでの期間は?

    A1: 通常約2ヶ月ですが、国によっては更に時間がかかる場合があります。

    Q2: 15歳未満の子供の申請は?

    A2: 法定代理人(親権者など)の同行が必要です。

    Q3: 海外で住所変更した場合は?

    A3: 本籍地市区町村に変更を申し出る必要があります。

    まとめ

      海外在住者のマイナンバーカード申請は、少し手間がかかりますが、将来的に大変便利なツールとなります。このガイドを参考に、スムーズな申請を行ってください。不明点がある場合は、遠慮なく問い合わせ先にご連絡ください。

      関連情報

        さらに詳しい情報は以下のリンクで確認できます:

        海外在住だからこそ、日本とのつながりを維持することが大切です。マイナンバーカードは、そのつながりを強化する重要なツールの一つです。ぜひ、この機会に申請を検討してみてはいかがでしょうか。

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