【2026年度版】マニラ・BGC小学校選び完全ガイド〜学費・特徴・失敗しない選び方〜

辞令が出てから渡航まで、実質1ヶ月。荷造りと並行してスマホ片手に「マニラ 小学校」「BGC インター 学費」と検索しまくった——そんな経験がある方も多いのではないでしょうか

フィリピンへの赴任が決まり、慌ただしく準備を進める中で必ず悩ませるのが、お子さまの小学校問題です。一体どこに通わせればいいのか、そもそもどんな学校がどこにあるのか。BGCがいいのか?マカティがいいのか?

今回はその悩みを、実際にBGC近郊で子育てをしている目線で解決していきます。

なお、未就学のお子様がいらっしゃる方は、幼稚園・プレスクール探しについてまとめた関連記事もあわせてご覧ください。

それでは、詳しく見て行きましょう。

目次

現地校? 日本人学校? インターナショナルスクール?

マニラで子どもの就学先を考えるとき、選択肢は大きく3つに分かれます。

  • 日本人学校:日本の学習指導要領に準じたカリキュラムで、日本語で学べる
  • インター:欧米・IB(国際バカロレア)系のカリキュラムで、多国籍の生徒が学ぶ
  • 現地私立校:フィリピンの一般的な私立校。英語(一部タガログ語)で授業が行われる

最終的には、お子さまがのびのびと楽しく通える環境が一番です。とはいえ、学校の雰囲気や学費といった「お財布事情」も無視できない現実的な判断材料。ここでは各タイプの特徴と費用感を、駐在・海外赴任中の家庭目線で整理していきます。

タイプ別メリット・デメリット比較表

タイプメリットデメリット
日本人学校・日本の教科書・学習指導要領に準拠で帰国後も安心
・日本語での学校生活で子どもの精神的負担が少ない
・駐在員家庭のコミュニティができやすい
・英語力を伸ばす機会は限定的
・多国籍な環境での経験は積みにくい
インターナショナルスクール・英語力・国際感覚が自然に身につく
・IBなど国際的に評価される教育を受けられる
・多国籍な友人ができる
・学費が非常に高額(年間100万円〜300万円超も)
・日本の学習指導要領との差から帰国後のフォローが必要な場合がある
現地校・学費が比較的抑えられる
・現地の友人関係が作りやすい
・フィリピン文化に馴染める
・英語オンリーの環境で最初は苦労しやすい
・帰国後の学習指導要領とのギャップが出ることも

初年度に実際いくらかかる?費用の内訳

「学費」として提示される金額だけを見て予算を組むと、想定外の出費に驚くことがあります。多くのインターナショナルスクールでは、授業料に加えて以下のような費用が初年度にまとめて発生します。

  • 入学金(Admission Fee):出願時に一度だけ発生
  • 入学審査費用(Exam Fee)
  • 登録・保証金(Enrollment / Security Deposit):入学決定後、初年度に発生。退学時に一部返金されるケースも
  • 施設拡充費(Capital Development Fee / Facilities Fee):学年が上がるごとに増額する学校も多い
  • 教材費・制服代・スクールバス代:別途、月謝や実費請求されることが一般的

学校によっては、これらを合算すると初年度だけ授業料の1.5倍近くになるケースもあります。予算計画を立てる際は「授業料」だけでなく「初年度総額」で見積もることをおすすめします

BGC・マカティエリアの主要スクール一覧と学費目安

BGC・マカティ主要9校 カテゴリ別一元化比較表(2026-2027年度 小学部基準)

カテゴリ学校名カリキュラム代表学年年間維持費(授業料+毎年発生する施設維持・活動費)日本円換算(約)主な特徴と立地
① 日本人学校MJS
Manila Japanese School
日本式小1-6₱313,000(授業料・施設費・諸会費)約 81.4万円BGC。文科省指導要領。日本国籍保持が原則。
② インターBSM
British School Manila
英国式 (IGCSE/IB)Year 1-6£6,930 + ₱738,510 + ₱171,630 (CDF)約 370.0万円BGC。英国基準の手厚い指導。ポンド建て有り。
② インターISM
International School Manila
米国式 (IBDP)G1-4$15,160 + ₱479,600約 369.0万円BGC。最高峰の設備 と圧倒的な進学実績。ドル建て有り。
② インターCISM
Chinese International School Manila
米国式 + 中国語 (IB)G1-5₱874,700 (実質維持費:₱724,700 ※1)約 227.4万円 (実質 188.4万円)McKinley Hill。英語と中国語のバイリンガル教育。全額ペソ払い。
② インターGESM
Germanl School Manila
ドイツ・国際式 (IB)G1-45,310 € + ₱482,000 + ₱40,000 (CDF)約 221.3万円パラニャーケ。少人数制。施設維持費(CDF)が毎年発生。
② インターLFM
Lycée Français de Manille
仏国・アメリカ式CP-CE2₱461,365(一般セクション・家族レート)約 120.0万円パラニャーケ。GESMと共同キャンパスを共有しつつ学費は非常に安価。
③ 現地私立校Beacon
The Beacon School
国際 (IB PYP/MYP)K-G5$1,800 + ₱803,500 + ₱25,000 (活動・遠足費)約 244.4万円マカティ。生徒の68%がフィリピン人。1クラス15名の少人数IB教育。
③ 現地私立校EIA
Everest Internation Academy
米国式 (カトリック)G1-2₱508,000 + ₱120,000 (CDF)約 163.3万円BGC。人格形成とG4からの男女別クラスというユニークな体制。
③ 現地私立校GLIS
Global Leaders International School
英国式G2-5₱352,000 + ₱50,000 (CDF)約 104.5万円 (実質 91.5万円)BGC。BGC内かつペソ固定としては最安クラス。2年以上の特別割引パッケージ有り。

上記は、毎年継続して発生する「授業料」+「維持・施設・活動費」の合算です。初年度のみに発生する一回限りの入学金(Matriculation/Entrance Fee)や、返金可能なデポジットは含まれていません。

※円換算レートは 1ペソ=2.6円 で統一しています。外貨部分は学校のペソ換算目安レート(1ドル=62ペソ、1ユーロ=62ペソ、1ポンド=74ペソ)でペソに統一した上で円換算しています。

※1: CISMの年間支払額には、退学時に全額返金されるデポジット「₱150,000」が含まれています。

入学までのスケジュール感

人気校ほど、出願から入学までの動き出しは早めが安心です。目安としては以下のようなタイムラインになります。

  1. 渡航6ヶ月〜1年前:候補校のリストアップ、学費・空き状況の問い合わせ
  2. 渡航3〜6ヶ月前:出願書類の準備(成績証明書・在学証明書・パスポートコピーなど)、学校見学予約
  3. 渡航1〜3ヶ月前:入学試験・面接、ビザ関連書類の準備
  4. 渡航直前〜渡航後:入学手続き完了、制服・教材の準備

人気校・人気学年は年度途中の空きが出にくいため、早め早めの情報収集が肝心です。

特にISM・BSMの様なBGCのインターナショナルスクールは席の奪い合いで、1年前からの入学準備も多くあります。加えて、BSMは小学校1年生になる際の枠が少なくそれ以前の学年から入学する家庭もあるほど人気校です。

「学費」として提示される金額だけを見て予算を組むと、想定外の出費に驚くことがあります。多くのインターナショナルスクールでは、授業料に加えて以下のような費用が初年度にまとめて発生します。

エリア別マップ

BGC以外のエリアも含めた学校の位置関係は、以下のマップからご確認いただけます。

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