失敗しないメイド交渉術①〜ぶっちゃけメイドどうなの?住込み?通い?〜

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メイドって実際どうなの???

フィリピンに駐在する大きなメリットの1つとして皆さん口を揃えていうのが、メイドを雇えることです。
日本にいるとメイドを雇うのはあまり馴染みがないかと思いますが、フィリピンは極めて普通です。

駐在員っぽい身なり格好の欧米系やフィリピンの裕福な家庭は基本メイドを雇っており、日常の身の回りのお世話をしてくれます。子どもお世話や、ペットのお散歩、掃除洗濯、料理などなど。

ただし日本人駐在員の家庭ではあまりメイドを雇っている方を見かけることは少ないです。メイドを雇うメリットも沢山ありますが、雇い主としてマネージメント能力が試されます。ここに挫折される方を何人も見てきました。

またメイドを雇われた方全員共通して、「良い人を見つけるのはめちゃくちゃ大変だよ。。。」と必ず言われます。

と、マイナス面が目立ちますが、我が家はメイドを採用して生活の質が劇的に向上しました。もう今はメイドさん無しでは生活が成り立たなく、日本に戻れるか心配というほどです。メリットを上げると、

  • 育児から開放される時間が増える
  • 頼れる人ができると心に余裕が生まれる
  • 自分と夫婦の自由時間が確保でき、生活にメリハリができる
  • 子どもの英語力が格段に上がる
  • 夫婦間の小さな小競合いが減る
  • イライラする回数が圧倒的に減った

自分たち以外にも誰か頼りになる大人がいるだけで、異国の地では安心できるものです。子どももパパ・ママ以外に遊んでくれる人がいるので、満足しているようです。また、別の機会で触れますが、メイドネットワークを使ってすぐ子ども達に友だちができます。これは想定していませんでしたが絶大なるメリットでした。

メイドの種類と雇い方

メイドといっても料理も洗濯も子どものお世話もできる万能タイプ(All-around)は正直珍しく、個人の得意分野を活かして働いている専門分野メイドがほとんどかと思います。(この認識が無いと認識の違いで後々苦労することになりますのでご注意下さい。。。)

  • ナニー【Nanny】:子守り専門。フィリピンではヤヤと呼ばれています。
  • クック【Cook】:炊事・料理専門。
  • ヘルパー【Helper】:掃除・洗濯・介護専門

大体はこの3種類に分類されるかと思います。もちろんキチンと交渉して責任範囲を話して双方で給料で合意できれば3分野をやってくれるメイドは存在します。ただし、優秀なメイドは奪い合いです。市場に出て来る前に紹介で決まってしまい、継続してお仕事を頂けているメイドさんが多数派です。

次にメイドさんの雇い方ですが大きく2種類です。

  • 住込み【Stay in】:自宅コンドミニアムのメイド部屋に住んでもらい同じ屋根の下で暮らす
  • 通い【Stay out】:決められた時間にメイドが自宅に来て交代

日本人駐在員の方の話を聞いている限り、メイドは雇っているが住込みはどうしても抵抗があり、通いを選択されている方がほぼ100%かなと思います。

ちなみに我が家は、ナニー&住込みで採用しました。

実際に面接・採用していく上で特に重要なのは、何を最優先にしたいのか、何をメイドに求めるのかを夫婦でよく話し合うことです。この準備がとても大切で、判断基準に迷った時に不採用・採用の決断ができます。

実際、メイドを雇うまでは時間があるようで全くありません。誰でもいいから助けてほしい、、、と思って基準を下げて採用した結果水準が低いメイドを採用してしまい、契約解除に至るまで家族会議が絶えないというお話も耳にしますので妥協しないことをオススメします。。。

我が家の最優先事項としては、細やかにホウレンソウができるか?を判断基準としました。子どもを安全に見守れるかは大前提となりますが、時間通りに場所へ来る、何か問題があった際は連絡をくれる、子どもをつれて外に出掛ける時は一言くれるといった事ができる人なのかどうか、というのが安心して生活できる上でとても大切なことでした。

もちろんそんな簡単に見つかるわけもなく、手探りで情報収集を開始していくことになりました。。。

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