失敗しないフィリピンメイド交渉術②〜情報収集 マニラ編〜

前回に引き続き今回もメイドさんを見つけるまでのお話をします。
家族会議もひと通り終え、メイドに自分たちが求める要件定義が終えたら次のステップに移ります。

目次

メイドってどうやって探すの?

主要な探し方は以下の5つに分類されるかと思います。

  1. 先輩駐在員からの紹介
  2. ローカル社員もしくは、不動産屋(ブローカー)からの紹介
  3. Facebookグループでの募集
  4. メイド専門のエージェント
  5. マッチングサイト ←オススメ

1. 先輩駐在員からの紹介

前記事でも触れましたが、優秀なメイドさんほど、市場には中々に出てこなく、駐在員ネットワークの中で引き継がれていきます。また、日本人でメイドさんを雇っている方の絶対量が少ないため、日本人の文化や特性を理解したメイドさんは貴重です。ヤヤさんに至っては日本人の子どもをお世話した経験がある方は稀なので売り手市場であります。

マニラであれば、日本人会というコミュニティがあるので、そちらに掲示板で募集しています。日本人のみのLINEグループもありそこで駐在を終え変えられる方から引き継げるという仕組みになっています。

ただし、皆さんがメイドさんを雇いたいタイミングと引き継ぐタイミングが重なる必要があるので、今すぐにでも契約したい!!という方にはすこし難しいかなと思います。

私は、ヤヤさんでかつ、住込みで検討していたので希望に沿う方は見つかりませんでした。

また、若干閉鎖的なコミュニティということもあり個人的には少し苦手でした。。。

2. ローカル社員もしくは、不動産屋(ブローカー)からの紹介

次にローカルの方からの紹介も信頼があります。マニラでは中流階級以上の方であれば普通にメイドを雇っているため、今雇っているメイドさんの知り合いを紹介してくれます。

こちらも強力なネットワークを持っているので、条件を伝えるとすぐに繋いでくれます。

また、以外な角度からでいえば、ブローカーからも紹介をしてもらえます。不動産を探しているついでに、今メイドを探していて、、、と伝えるとすぐに電話して、メッセージが届きます。やはり現地のネットワークを1番知っている方たちなので、候補はすぐに見つかります。

ただし、あくまでもローカルの人たちがオススメできる水準なので、外国人である私たちと同じ基準であるとは限りません。また、外国人と働くことに慣れていない方もこの紹介からだと多いので、紹介は受けたけど交渉をしていくと上手く行かなかったケースもあります。

掃除・洗濯といった比較的探しやすい専門メイドのパートタイムであれば、この紹介でも十分なケースがありますが、ヤヤさんなど子どもを任せるとなった場合は少し不安があります。

数名紹介してもらいましたが、メッセージのやり取りのみで私は結局面談には至りませんでした。

3. Facebookグループでの募集

プライベートグループですが、入会したい理由を書けば基本誰でも入れます。

オススメはYaya/Nanny Job Corner in Manila

ここのグループは市場調査として活用していました。例えば下記のような募集が投稿されます。

募集要項例

Location: Makati or BGC

Work hour: 8:00-18:00

Work: Clean up a house, play and take care of 4yrs kid

Don’t have to cook, don’t have to wash laundry

English: Can speak English good

Age: 30-45 years old

Salary: 15k/month, Free food, Free Internet

Day off: Have 2 days off/month or you can save for long vacation

Provides SSS, PhilHealth benefit

Must be completed all documents required:

– Work Experience

– Brgy clearance (issue w/in the month)

– Police Clearance

-NBI Clearance

– Vaccination Card with Booster

– Valid ID

Need: The person who’s loves the kids, fun, happy, smiling, honest, can work under pressure, has self-discipline at work, and has no problems with family issues.

自分の住んでいるエリアで、どれくらいの金額で実際に募集が行われているのかを調査できるので参考にできます。また、メイドさんたちも常にこういった情報をチェックしているので、金額の相場を掴んでいます。

交渉を上手く進めるためにも相場感を押さえておくと非常に有効的です。

このような投稿をすると、メイド候補者の方から、興味があります!申し込んでもいいですか?といったコメントが大体10件ぐらい届くかと思います。

記載内容が細かすぎても面倒くさがられますが、逆にざっくりしすぎていると、必要な資料が無いなど、コメントやメッセージのやりとりが煩雑になります。

私は複数人とやりとりしましたが、こちらも結局面談まで実施した候補者はいませんでした。

4. メイド専門のエージェント

介のエージェントにも問い合わせましたが、結局仕組みも面倒なのと、プロセスが長くこちらも利用しませんでした。成功報酬型で契約月給の一ヶ月分をエージェントに支払うのが一般的です。

下記は代表的なサイト

Maidprovider

Charmonde Cane Manpower

5. マッチングサイト Great Au Pair

的に私が今のヤヤさんと出会えたのは

Great Au Pair

というサービスを活用しました。

いわゆるマッチングサービスなのですが、残念ながら日本語には対応しておりません。

英語サイトにはなりますが、これまで紹介した4つの方法に比べて、事前段階で詳細な情報を入手することができます。また、探している国ごとの選択もできますので、マニラ以外の方も探すことが可能です。詳細の登録方法は別の機会に説明しますが、年齢、経験年数、得意分野、写真、開始可能時期など様々な情報にアクセスできます。

料金体系とメイド候補者さんとのやりとりの仕組みですが、基本メイドさんたち無料会員になっているので、自分から気になるホストファミリー候補者へアプローチすることができません。

メイド候補者を探している方からメッセージを送ったり、イイねのようなリアクションを送るためには有料会員になる必要があります。1ヶ月で45ドルなので少しお値段が気になりますが、ハッキリ言って、

払う価値アリです。

限られた時間の中で必ずメイドさんを探さなければならないミッションを達成には私はこのサービスは必要不可欠でした。

もちろん、有料会員になってからも約40人もの方と連絡をやりとりしたので、これで終わりではないですが

  • 市場にはどれくらいの金額でメイドが募集が行われているのか
  • どういう経歴の方がいるのか
  • 自分の要件定義が市場とマッチしているのか

上記を短期間で情報収集するにはこれらで十分かと思います。

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