【2026年最新】海外在住者・駐在者のパスポート更新|オンライン申請の手順と手数料改定まとめ

海外生活にも慣れ、生活の基盤が整ってきた頃にふと気づくのが「パスポートの有効期限が迫っている」という問題です。特にフィリピン在住者は、日本に一時帰国せずにオンラインで手続きを完結できるかどうかで、その後の予定が大きく変わってきます。

この記事では、実際に在フィリピン日本国大使館でオンライン申請をした経験をもとに、2026年最新の申請手順・手数料の変更点・大使館ならではの注意点をまとめました。目次から気になる項目に飛んでご覧ください。

目次

パスポートの申請ができる対象者

オンラインで更新できる対象者は以下のいずれかに当てはまる方です。

①:有効期限が1年未満
②:パスポートの査証ページの残り見開き3ページ以下

新規申請であれば、日本国籍を有する方であれば基本的に全員が対象です(詳細は後述の「在フィリピン日本大使館で申請する際の注意点」もあわせてご確認ください)。

【2026年最新】パスポートの手数料はいくらになった?

実は2026年7月の申請分から、パスポートの発行手数料が大きく引き下げられました。「値下げ前に急いで更新すべきか、待つべきか」で悩んでいる方も多いと思うので、まず金額から整理します。

種類これまでの手数料2026年7月〜の手数料(目安)
10年用16,000円オンライン申請で8,900円程度/窓口申請で9,000円台
5年用(成人)制度見直しの対象
5年用(12歳以上)11,000円4,500円に統一
5年用(12歳未満)6,000円4,500円に統一

※上記は報道時点の目安額です。実際に申請される際は、必ず外務省の手数料ページまたは在フィリピン日本国大使館の最新情報で正確な金額をご確認ください。オンライン申請は窓口申請より数百円安く設定される見込みです。

すでに有効期限が近い方は、値下げを待つより「切替可能になったタイミングで早めに申請」する方が、有効期間を無駄にしないという意味で結果的にお得なケースが多いです。迷っている方は、次の章の対象条件(残り1年未満/見開き3ページ以下)に当てはまるかをまず確認してみてください。

オンライン申請には2つの方法がある

これまでオンライン申請といえば「パスポート申請(海外在留邦人用)アプリ+オンライン在留届(ORRネット)」の組み合わせが基本でしたが、2026年8月以降、在外公館でもマイナポータル経由のオンライン申請が順次開始されています(開始時期は大使館・総領事館ごとに異なります)。

  • 方法A:専用アプリ+ORRネット(この記事でメインに解説する方法。フィリピンで実際に使えることを確認済み)
  • 方法B:マイナポータル経由の電子申請(マイナンバーカードがあれば戸籍謄本の代わりに「電子戸籍パス」が使える場合があり、今後主流になっていく可能性が高い方法。在フィリピン日本国大使館の対応開始時期は、大使館の告知ページで随時ご確認ください)

現時点でフィリピン在住者が確実に使えるのは方法Aのため、本記事では方法Aの手順を詳しく解説します。方法Bが使えるようになり次第、この記事も更新予定です。

オンライン申請の大まかな流れ

用意するもの

今回は楽しく海外在住者が海外旅行を楽しくするため、一時帰国をするためにも渡航先でのパスポートの申請方法をご紹介します。

STEP
オンライン在留届のアカウントを利用しログイン

STEP
在留届メニューから海外旅券電子申請システムにアクセス

STEP
パスポート申請手続き診断画面で質問に回答

STEP
パスポート詳細手続き
  • 在外日本大使館を選択(在外公館を選択)
  • パスポートの顔写真ページの読み取り
  • パスポートのICチップをスマートフォン等を用いて読み取り
  • パスポート用の顔写真の撮影、もしくは写真のアップロード
  • 自分の署名の撮影
  • 申請者情報の入力
STEP
内容を確認して申請

用意するもの(passport-オンライン申請の流れ)の画像

申請にあたっての準備

申請を進めるにあたり、以下を事前に用意してください

– 現在使用可能な有効なパスポート
– NFC対応しているスマートフォン
– 専用のアプリをダウンロード:パスポート申請(海外在留邦人用)アプリ
オンラインで在留届(ORRネット)への登録
戸籍謄本 ※新規申請・記載事項変更・紛失等の際に必要
– パスポート用の写真をアップロード(スマホで撮影でも可能)
– 白い紙とペン(事前にサインを撮影してアップロードしても可能)

パスポート申請用アプリ

申請にあたっての準備(パスポート申請)の画像

オンライン在留届にログイン・新規登録

下記のリンクより在留届にログインもしくは新規登録をしてください。

オンラインで在留届(ORRネット)へのログイン・登録

オンライン在留届にログイン・新規登録(旅券のオンライン申請)の画像

既に登録して、利用者IDを取得済みの方

既に登録して、利用者IDを取得済みの方の画像

在留届を既に登録され、利用者IDをお持ちの方は👇のリンクより利用者IDを入力しログインして進みください

在留届をまだ提出されていない方は下記リンクより詳細情報を登録してください

利用者IDとパスワードを入力

利用者IDとパスワードを入力の画像

ワンタイムパスワードを入力

ワンタイムパスワードを入力の画像

申請内容を選択

申請内容を選択の画像

パスポートの申請区分を選択

  • 有効期限が残っている
  • 有効期限が切れている
  • 紛失・盗難・焼失などパスポートが手元に無い
  • パスポートを新規申請
パスポートの申請区分を選択の画像

申請理由を選択

  • 記載事項が変更になった
  • パスポートの有効期限が1年未満になった
  • スタンプを押す査証ページが残り少なくなった(見開き3ページが目安)
申請理由を選択の画像

パスポートを受け取るにあたっての在外大使館を選びましょう

パスポートを受け取るにあたっての在外大使館を選びましょうの画像

パスポートに登録する顔写真の登録

事前にスマホで撮影したもの、写真館等で撮影済みのデータをアップロードするのも可能。もしくは、その場でスマホで撮影したものでもOK

パスポートに登録する顔写真の登録の画像

パスポートの読み取り

パスポートの読み取りの画像

本人の必要情報を入力

– 5年有効のパスポートか、10年有効のパスポートかを選択する
– 住所・郵便番号を入力
– 日本国内の緊急連絡先、住所・氏名・電話番号・続柄を記載
– 本籍地の変更は通常であれば無いかと思いますので変更無しで

本人の必要情報を入力の画像

添付書類の登録※必要対象者のみ

添付書類の登録※必要対象者のみの画像

法定代理人署名の登録(子どものパスポートを親が申請する場合等)

白い紙に、子どもの名前自分の名前及び、代筆という文言を書いて写真を撮影してアップロードしましょう

法定代理人署名の登録(子どものパスポートを親が申請する場合等)の画像

完了

こちらで申請は完了です。完了すると、登録しているメールアドレスに申請完了のメールが届きます

その後数日経つと、メールで準備完了のメッセージが届きますので、必要書類・申請手数料を持って在外大使館に行き受け取ってください。

【番外編】国別の入国するにあたっての必要残存期間

北米・南米

アメリカ帰国時まで有効なもの(入国時90日以上が望ましい)
カナダ現地出国予定日+1日以上
ブラジル帰国時まで有効なもの
マーシャル諸島入国時に6カ月以上
ジャマイカ入国時6カ月以上有効なもの。旅券の未使用査証欄は1頁以上
エルサルバドル入国時に6カ月以上
ボリビア入国時6カ月以上必要。旅券の未使用査証欄は2頁以上
グアテマラ入国時に6カ月以上
バハマ帰国時まで有効なもの
メキシコ帰国時まで有効なもの
キューバ入国時3カ月以上必要
ペルー入国時6カ月以上必要

グアム等

ミクロネシア連邦入国時に滞在日数+120日以上
パラオ共和国入国時6カ月以上
グアム帰国時まで有効なもの。
しかし、不測の事態に備え入国時45日以上余裕があるのが望ましい。

アジア・中国方面

中国入国時6カ月以上が望ましい
香港入国時1カ月+滞在日数以上
滞在日数が1カ月以上の場合入国時3カ月以上
マカオ滞在日数が30日以内の場合は、入国時30日+滞在日数以上
滞在日数が1カ月以上の場合は、入国時3カ月以上
台湾帰国時まで有効なもの。
しかし不測の事態に備え出国日+1週間以上をおすすめします。
韓国入国時3カ月以上

オセアニア

ニューカレドニア出国時3カ月以上必要。旅券の未使用査証欄は見開き2頁以上
フィジー入国時に6ヶ月+滞在日数以上
オーストラリア観光ETAを本人が登録する場合、帰国時まで有効なもの

ヨーロッパ

アイスランドシェンゲン協定加盟国出国時より3カ月以上
アイルランド出国時6カ月以上必要
イタリアシェンゲン協定加盟国出国時90日以上
エストニアシェンゲン協定加盟国出国時3カ月以上。旅券の未使用査証欄は連続3頁以上
オーストリアシェンゲン協定加盟国出国時より3カ月以上
オランダ出国時3カ月以上。旅券の未使用査証欄は2頁以上
キプロス入国時3カ月以上必要
ギリシャ滞在期間+3カ月以上必要。旅券の未使用査証欄は2頁以上
クロアチア入国時に3カ月以上必要
スイスシェンゲン協定加盟国出国時より3カ月以上
スウェーデンシェンゲン協定加盟国出国時より3カ月以上
スペインシェンゲン協定加盟国出国時より3カ月以上
スロバキア出国時より3カ月以上
スロベニアシェンゲン協定加盟国出国時より3カ月以上
チェコチェコ出国時3カ月以上、旅券の未使用査証欄は2頁以上
デンマークシェンゲン協定加盟国出国時3カ月以上あることが望ましい
ただし、航空会社によりシェンゲン協定加盟国出国時3カ月以上の旅券残存を求められる場合あり
ドイツシェンゲン協定加盟国出国時より3カ月以上
ノルウェーシェンゲン協定加盟国出国時より90日以上
ハンガリーシェンゲン協定加盟国出国時より3カ月以上
フィンランドシェンゲン協定加盟国出国時より3カ月以上
フランスシェンゲン協定加盟国出国時より3カ月以上
ブルガリア出国時3カ月以上必要。海外旅行傷害保険の加入が必要。入国時に提示を求められる場合がある
ベルギーシェンゲン協定加盟国出国時より3カ月以上
ポーランド出国予定日+3カ月以上
ポルトガルシェンゲン協定加盟国出国時3カ月以上必要。旅券の未使用査証欄は見開き2頁以上
マルタ入国時3カ月以上。
ただし、航空会社によってはシェンゲン協定加盟国出国時3カ月以上の旅券残存を求められる場合あり
ラトビアシェンゲン協定加盟国出国時より3カ月以上
リトアニア出国時3カ月以上。旅券の未使用査証欄は2頁以上必要。
ルクセンブルクシェンゲン協定加盟国出国時より3カ月以上
リヒテンシュタインシェンゲン協定加盟国出国時より3カ月以上
イギリス帰国時まで有効なもの。
しかし、不測の事態に備え入国時6カ月以上余裕があるのが望ましい。
ロシア出国時6カ月以上必要

中近東、アフリカ方面

アラブ首長国連邦入国時6カ月以上必要。旅券の未使用査証欄は見開き2頁以上
カタール入国時6カ月以上必要。旅券の未使用査証欄は見開き2頁以上
モロッコ入国時3カ月以上
ケニア入国時6カ月以上必要。旅券の未使用査証欄は見開き3頁以上
エジプト申請時6カ月以上

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