海外赴任・駐在決まったら、何から準備するのか?6選を紹介

いきなり訪れる海外赴任・駐在の辞令。

いざ、決まって動こうとしても、はて?何から準備をしたら良いのだっけ?

となりがちです。

日本にいるうちに準備しておかないと後悔することも多数あり(後述する海外送金サービスの登録等)、忙しくなる準備に没頭しついつい忘れがちなことも沢山あります。

そして大抵の方は飛び立つまで時間が有りません

刻々と迫りくる時間にあたふたとしないためにも、これだけは抑えて事前にやっておくべきことをご紹介します

それでは行きましょう

目次

海外駐在・赴任の前に実施すべきこと

少なくてもこの6つは早めに実施しましょう

  1. 引っ越し荷物の仕分け:2ヶ月
  2. 車・住宅の売却、賃貸解約準備:2ヶ月
  3. 予防接種:2ヶ月
  4. 海外在住対応用の銀行口座の発行:2ヶ月
  5. 海外送金サービスの開設:2ヶ月
  6. 公的書類の準備:1ヶ月

また上記以外の詳細な行政手続き等は以下の記事よりご確認してください

引っ越し荷物の仕分け:2ヶ月(1ヶ月)

企業毎に引っ越し荷物をどのように保管・配送してくれるかは異なるかと思いますが、私が聞いている方の調査では

  1. 空輸便:2週間ほどで現地到着
  2. 船便:2ヶ月ほどで現地到着
  3. トランクルーム:帰任までは取出し不可。大型荷物をここで保管
  4. 実家等国内便:夏服・冬服など実家に帰った際に取り出し可能なものを送っておく
  5. 廃棄品:粗大ゴミとして廃棄が必要なものを業者に受け取ってもらう必要有り

この4つの場所に何を送るのかの計画を立てる必要があります。この仕分けがめちゃくちゃ面倒くさい。。。

荷物を送るだけでなく、粗大ゴミの予約も重なるのでかなり時間が必要です。どんなに、遅くても1ヶ月、余裕を持ってだと2ヶ月が前から始めることをオススメ

車・住宅の売却・貸出し、賃貸住宅の解約準備:3ヶ月

車の売却、保険を止める必要があります。

保険の停止には中断証明書を発行してもらい、帰任時にから再開できます。

住宅:自宅

自宅を保有している場合は、売却・賃貸・空き家にするか3択を迫られます。以下はメリットとデメリットです

スクロールできます
商品売却賃貸空き家
メリット売却益
赴任後の管理不安無し
固定資産税、管理費不要
毎月の賃料収入
家が傷み難い
赴任中のトラブルが少ない
帰国後の住まいが安心
デメリット帰任時に住居を探す必要があり
売却手続が複雑
売却タイミングにより損発生
内装の汚れ
家賃滞納
帰任後すぐ入居できない
家が傷みやすい
賃料収入なし

住宅:賃貸

解約するにあたって、通常退去日の1ヶ月前に解約通知を提出する必要があります。

敷金の回収を実施するにあたって、大家さんもしくは不動産屋と住宅の引き渡し日と検査日を念密に擦り合わせておく必要があります

予防接種:2ヶ月

渡航予定の国によって必要な予防接種が異なります

以前受けている予防接種でも、年月が経っていると効き目が薄れてくるので、再度予防接種を打つ必要があります。

この中でも特に日程が厳密なのが、狂犬病

3回打つ必要があるのですが、最初に接種した後、1週間間隔で2回接種、更に1回目の接種後21〜28日目に3回目の接種と計画が厳密です。

余裕をもって渡航の2ヶ月前からは少なくとも始めることをオススメします

海外在住対応用の銀行口座の発行:2ヶ月

詳細は下記記事でご説明しておりますが、特にこだわりが無いならば、迷わず、

SMBC信託銀行 PRESTIAを申込みしましょう。

デビットカードに対応しており、海外ATMで現地通貨での引き出しが可能です

マルチカレンシーで複数通貨が保有可能、ただしワンタイムパスワードが発行できるトークンが必要ですので、これを日本在住時に必ず申込みしましょう

海外送金サービスの開設:2ヶ月

日本国内から出てしまうとマイナンバーカードが使え無くなるので、何かと申請関係が出来なくなります。

また、日本国内にいるうちは発行し易いが外にでると出来難くなるものがあります。

以下はオススメの海外送金サービスです

  1. Wise
  2. Revolut

上記の2つは国外から、

日本銀行→海外送金サービス→海外口座

へ送金する際に非常に活躍します。

ただし、100万円以上の送金は出来ませんので、それ以上になると複数回の送金が必要になりますのでご注意ください

以下は各サービスのリンクです

公的書類の準備:1ヶ月

ビザの審査で各種公的書類の準備が必要になります。以下は主要な書類と提出が必要な書類

  1. 戸籍謄本:英文
  2. 卒業証明書:英文
  3. 勤務先の推薦状:英文
  4. 職務経歴書:英文
  5. 写真(国によって求められるサイズが異なる)

見落としがちで取得まで時間がかかるのが、卒業証明書です。英文の書式を取得する必要があります。

大学院や複数の卒業証明書の取得が必要なかたは少なくとも2週間は余裕を持っておく必要があります。

まとめ

状況にもよりますが、3ヶ月があるとなんとかバタバタせず準備できますが、そんな悠長な時間は無いという方がほとんどです。実際は2ヶ月ぐらいで皆様なんとか飛び立って行くようです。

計画的に準備して、海外についてから後悔にしないようにしましょう

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